【予算特別委員会質疑 №6 自転車のマナー向上の啓発について】
2017年04月01日
早いもので、今日から4月になりました。
今朝は寒い雨曇りとなりましたが、本格的な春はもうそこまで来ています♪
それでは「自転車のマナー向上の啓発について」の質疑内容に移ります。
昨年12月の国会で議員立法による自転車活用推進法が成立し、今後自転車活用のための施策を国や自治体が推進していくことが定められました。
15の重点項目に、専用道路や通行帯の整備、シェアサイクル施設の整備、災害時の有効活用、自転車を活用した観光客誘致や地域活性化支援などの対策が講じられることになります。
他の都市と比べて自転車の利用率が高い世田谷区にとりまして、安全対策の面からも自転車活用推進法の整備に期待するところです。
しかしながら、警視庁によると、区内の自転車事故件数は昨年度も都内ワーストワンだったとのことです。
また、区民意識調査によると、過半数以上の区民が自転車を利用されており、男女の性別に関係なく20歳代から40歳代の利用頻度が高く、区内における自転車事故の年齢層も、利用頻度と同様に20歳代から40歳代が全体の6割を占めるという結果になっています。
この20歳代から40歳代の大人の自転車利用者のマナー向上や啓発活動を一歩も二歩進める必要があります。
国の動向を見ても、今後、益々自転車の利用が促進されると思われます。
この20歳代から40歳代の大学生・事業者・特に子育て世代の保護者の方々など自転車利用者層を中心に、従来の安全講習や安全教室に参加していない層に合わせた実効性のある自転車マナーの向上・啓発の機会を積極的に提供し、大人の自転車の安全利用啓発の推進すべきことを求めました。