【H28年度 第4回定例会 一般質問 No.3 学童クラブの時間外の対応について】
11/28からのスタートしました第4回定例会が昨日閉会しました。
一般質問の三番目「学童クラブの時間外の対応について」の質疑内容をご報告します!
共働き家庭において、子どもを保育園から小学校に上げる際、直面する社会的な問題になっている小一の壁が立ちはだかっています。
区の学童クラブの閉所時間は3年前に延長され、現在午後6時15分ですが、勤務形態によっては閉所時間までのお迎えに間に合わず、小学生になったばかりの子どもを一人で帰宅させたり、一人で留守番させることが心配だとの不安を抱えている保護者からの声が届きました。
これまでも厳しい保育待機児童問題の中でやっと保育園を見つけ、小学校に上がっても放課後の居場所問題でまたもや苦労しなければならないこの現状の改善を図ってほしいとの要望でした。
世田谷区の学童クラブは公設公営となっており、この制度では時間延長が困難な状況でもあります。
そこで、その隙間を埋める「ファミリー・サポート・センター事業」のニーズが高まっています。
昨年7月からスタートとした「ファミリー・サポート・センター事業」は身近な地域で子育ての相互援助を行う会員制で、地域の援助会員の方が、生後43日目から小学6年生までのお子さんを有償ボランティアとして預かる事業です。
活動時間は朝7時から夜9時まで、1時間800円です。
この「ファミリー・サポート・センター事業」は世田谷区子ども計画第2期の就学後(小学生)の予定計画を大幅に超える利用数となり、この度予定数を変更する事となりました。
そのため、学童クラブの時間外の需要が高まっている事が明らかです。
しかし、就学前の保護者が学童クラブ後の不安を抱えている現状があります。
また、援助会員不足で利用したくてもマッチングが間に合わない現状もあります。
この事から、この事業の更なる拡充と周知徹底を図るよう求めました!