公明党 世田谷区議会議員 河村 みどり

活動記録

【予算特別委員会*企画総務所管質疑 その1】

2025年04月03日

遅くなりましたが、先月の3月に行った予算特別委員会での質疑について、順次ご報告させていただきます。

本日は3/7の企画総務所管で取り上げた「災害関連死を防ぐための避難所の環境整備について」の質疑を掲載させたいただきます。

【災害関連死を防ぐための避難所の環境整備について】

今定例会の代表質問、また先ほど津上委員からも触れましたが、喫緊の課題となっている避難所の環境改善として、私ども公明党は、TKB(トイレ・キッチン・ベッド)の迅速な配備を訴えてきました。私の方からはキッチンの「温かい食事提供する環境づくり」について、質問します。

これまで避難所ではパンやおにぎりなど、冷たく栄養バランスの偏った食事が続き、不調を及ぼす課題があり、心と体の健康のためにも災害時において速やかに温かな食事の提供が求められます。福岡市ではこの度「避難所での温かい食事プロジェクト」を発足し、自衛隊、キッチンカーを活用する事業者、スーパーの運営会社等と連携し、災害発生直後から避難所で温かい食事を提供できる体制づくりをスタートさせました。市の計画では、発災直後には備蓄食料などを温めて提供▽2日目にはキッチンカーや飲食店などが入り、加熱したカレーなどのレトルト食品に切り替える▽3日目以降は、生鮮食品を使った本格的な調理で、栄養バランスが取れた食事の提供を目指すとしています。プロジェクトでは「高齢者やアレルギー対応、離乳食などへの配慮」また「道路の被災状況などの情報を共有する体制が必要」といった意見もあり、市は災害対策本部に食事提供の調整機能を設ける方針を示しています。

質問:そこで、区においても、福岡市を参考に地域資源となる官民連携の会議体を発足し、速やかに温かな食の提供ができる実効性のある取り組みを求めます。見解を伺います

災害対策課長答弁:発災後の避難所等における温かい食事の提供は、区民の健康を維持する観点からも、重要であるものと考えております。委員ご指摘のとおり、福岡市による食材や調理、キッチンカーを扱う事業者らと連携したプロジェクトをはじめ、文部科学省における避難所の生活環境の確保に向けた学校給食施設の活用等の提案など、発災時の温かい食事の提供は注目されているものと認識しております。現在、区では、地域防災計画において、発災後およそ4日目以降、ボランティア・区民活動団体等との連携や、都総務局への応援の要請等により、炊き出しの実施に努めるものとしております。今後、区におきましても、福岡市の検討体制等を参考に、発災後の区民の健康を維持できるよう、発災初期からのフェーズに応じた温かい食事の提供について、調査・検討を進めてまいります。

質問:この会議体で自衛隊の知見を活かして頂きたいと思いますが、自衛隊OBの田丸副参事からも一言、伺います。

副参事答弁:温かい食事は被災者にとって、元気と勇気、笑顔を与えます。これまでの、知識・経験・教訓を活かし取り組んでまいります。

 

次に、災害時の課題となっている入浴の機会について、伺います。

区では公衆浴場業生活衛生同業組合と協力協定と結んでいます。しかし、残念ながら区内の公衆浴場は年々減少している現状があります。

質問:今後、例えば民間のスポーツ施設や隣接自治体における民間の温浴施設などとの協力協定を広げ、災害時の入浴の機会の拡充を求めます。区の見解をお聞きします。

災害対策課長答弁:東京都の避難所運営指針素案では、目指すべき基準として、災害時に避難所の災害用温水シャワーや入浴施設等で入浴機会が提供されていることが示されております。

区では、これまで、公衆浴場業生活衛生同業組合との協定を結ぶなど、災害時の入浴場所の確保に取り組んでまいりました。

一方、委員ご指摘のとおり、年々区内の公衆浴場が減少していることから、区としましても、今後、区内スポーツジム等の入浴環境を有する民間事業者と協力協定を締結する検討に加え、スポーツジムはチェーン店として経営していることから近隣区市に存在するスポーツジムの利用も可能なよう、東京都による一括協定を東京都に求めてまいります。