【市立札幌みなみの杜高等支援学校 区議団視察②】
区議団視察の2か所目は先進的な取り組みを行っている特別支援学校、市立札幌みなみの杜高等支援学校(札幌市南区真駒内)へ伺って参りました。
札幌みなみの杜高等支援学校では普通科教育の3年間で、生き抜く力を育てる学びと働く力を育てる学びから自立に向けた充実したカリキュラムと実習の場が校内に整っています。
特徴的な進路支援として、7つの職業コースから学年ごとに段階を踏みながら「ホンモノの技術」を学び、実社会で活躍していける基礎を身に着けていける学びがあることです。
就職率は8割程と高く、福祉就労の他、約半数の生徒は一般企業に就職していますが、教職員自らが企業開拓を行っておられ、学校としての意欲が伝わってきました。
7つのコースには生産部門として
①ファーム
野菜作りでは地域の方の協力も頂き、実った野菜は販売やカフェの食材、ジャムづくりなどに利用しています。
草花の栽培なども。
②工房
皿やスプーンなど木工・陶器
パソコン・印刷
外部サービス部門として
③エコサイクル
たい肥作りやエコバック、電子機器のリサイクルなど
④クリーンアップ
清掃、ベッドメイキングなど
清掃の技能大会にも参加!
カフェ運営部門として
⑤センター 接客・在庫管理
⑥キッチン
⑦サポート
校内の杜cafe(カフェ)を生徒の皆さんが運営し、地域の方々が利用でき、憩いの場となっています。杜cafeが7つのコースと協働し、地域に根ざし、お客様とふれあい、つながることで学びを深め、働く力を身に付けることを目指されています!
各種ドリンクやピザなどのフード、あんぱんなども販売しています。
校内にとても魅力的で本格的なカフェが運営されていることに驚きました‼
大変、充実した指導形態と学びの場には、ただただ感動の一文字です。
自分らしく生き生きと社会の中で活躍する生徒を育てる!先駆的な教育を学ばせていただきました。