【兵庫型教科担任制について】
2022年07月21日
7/19(火)、世田谷区議団代表4名で「兵庫型教科担任制(兵庫型学習システム)」についての視察のため、姫路市立野里小学校に伺わせていただきました。
「教科担任制」は、従来の小学校で一般的な学級担任の教員がほとんどの教科を教える「学校担任制」とは異なり、教科ごとの担当教員が教えるもので、文科省は今年度(2022年)から段階的に小学校5.6年生を対象に「教科担任制」の導入を決定しています。
そこで、自治体独自に10年前より「教科担任制」を導入している兵庫県教育委員会及び姫路市立野里小学校にて、「兵庫型教科担任制(兵庫型学習システム)」について学ばせていただきました。
「教科担任制」は、教員確保などの様々な課題はあるものの、教材研究の充実(学力の向上)・教員の負担軽減・多面的な児童理解に基づく指導の充実など、多くのメリットを実感してきました。
当日は、5.6年担任による交換授業(教科担任)の参観もさせていただき、子どもたちの活発な授業風景にも触れさせていただきました。
私共も知らぬ間に授業に引き込まれるほど魅力ある内容でしたが、タブレットを操ったり、子どもたちのコミュニケーションなど教員の方々の努力や工夫に脱帽いたしました。
兵庫県教育委員会の皆様、姫路市立野里小学校長をはじめ教員の皆様にお世話になり、学ばせて頂いたことをしっかり区に活かせるよう推進して参ります。