【令和3年世田谷区議会第1回定例会 一般質問】
先月2/25、一般質問で壇上に立たせて頂きました。
今回も区民の皆さまのご相談やお声から質疑をさせて頂きました!
以下、質問事項をご報告します。
●質問事項
1、成年後見制度 の普及について
成年後見制度とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどで判断能力が不十分となり、自分一人では財産管理等が難しい方に、後見人を立て法的に支援する制度のことです。
成年後見制度には、判断能力が十分でなくなった時から始まる法定後見と、将来に備え元気なうちに「誰に」「どのような支援をしてもらうのか」をあらかじめ契約する任意後見の2種類の制度があり、高齢者等の権利を守る制度ではあるものの、報酬面の負担があることやそもそも制度自体が知られていない課題があります。
人生100年時代を迎え、高齢化とともに身内がいても疎遠になっているなど、自らの療養や看護、日常の買い物、金銭の扱いなど将来に不安を抱える一人暮らしの高齢者の方から、将来の生活についての不安に対しご相談を受ける機会が増えてきました。
昨年10月、世田谷区は全国に先駆けて「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」を制定しました。
この条例制定を契機として、権利擁護である成年後見制度について、支援する側はもちろんのこと高齢者をはじめ、より多くの区民に周知し、将来の安心感と希望につなげるべき時であると考え、3点質問をしました。
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2、がん検診の推進 及び オストメイト支援 について
大腸がんや潰瘍性大腸炎疾患、クローン病などの炎症性腸疾患により、ストーマの造設いわゆる人工肛門のオストメイトの方は外見では見分けがつかない内部障がいとして、身体障害者手帳の交付により、永久ストーマの給付を受けることが可能となっています。
一方で、そもそもストーマ装具は医療保険が適用されないため、治療の一環による一時的ストーマの場合は自己負担のままとなります。たとえ一時的であっても内部障がいとしての生活を余儀なくされ、経済的負担は大きいと考えられます。
調べてみると、江戸川区やさいたま市、春日部市等で一時的ストーマでも永久ストーマと同様に助成制度を導入し支援をしていることから、1点質問をしました。
その他、大腸がんや潰瘍性大腸炎疾患、クローン病などの炎症性腸疾患により、ストーマの造設いわゆる人工肛門のオストメイトの方は外見では見分けがつかない内部障がいとして、身体障害者手帳の交付により、永久ストーマの給付を受けることが可能となっています。
一方で、そもそもストーマ装具は医療保険が適用されないため、治療の一環による一時的ストーマの場合は自己負担のままとなります。たとえ一時的であっても内部障がいとしての生活を余儀なくされ、経済的負担は大きいと考えられます。
調べてみると、江戸川区やさいたま市、春日部市等で一時的ストーマでも永久ストーマと同様に助成制度を導入し支援をしていることから、2点質問をしました。
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3、デジタルデバイド対策 について
国における「デジタル庁」設置等の動きや、区においても来年度より「世田谷区DX推進方針」のもと、デジタル改革が図られることとなり長年の課題でもある行政デジタル化の促進が大いに期待されます。
デジタル化を推進する上で、高齢者等のデジタル機器に不慣れな人への配慮など、誰もがデジタル化の恩恵を最大限に受けられる環境を整え、情報格差(デジタルデバイド)を生まない社会づくりは最重要です。
デジタル化は、行政サービスの他、防災情報、オンライン診療等の医療や在宅見守りなど区民の命に関わるツールや地域コミュニティ、買い物支援など生活の質を向上させ、暮らしの手助けになると考えます。
まずは、高齢者がデジタル社会の利便性を実感できる取組みを積極的に行うべきであることから、2点質問しました。
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