【第3回定例会 一般質問№2 医療的ケア児の支援策について】
2017年10月18日
9/11に行いました一般質問の内容を掲載します(^o^)/
医療的ケア児の支援について、これまでも度々取り上げて参りました。
保育やレスパイト事業の拡充など少しづつ前進し、また来年度から各地域の指定保育園で医療的ケア児の受入れ、区立学校でのモデル実施等が計画されています。
しかしながら、区の取り組みは始まったばかりで、まだまだ多くの課題が山積しています。
課題解決へ向け、さらに総力を上げる必要があります。
未就学児を持つ母親の自主アンケートの調査によると、在宅においての支援と共に、就学等の子どもの育ちを支える支援、また母親の孤立化を防ぎ、育児に対するサポート体制の構築を必要としています。
この育児に対するサポート体制の構築の柱に、精神的な支えにつながる医療的ケア児の抱える福祉や行政サービス、教育等の問題を包括的に相談出来る機関等の存在が不可欠なのです。
しかし、現状は医療的ケア児をケアマネジメントできる相談支援専門員さえも不足しており、医療的ケア児の相談可能な事業所に行きつかない親は、どこで相談できるかなど調べることから始まり、全ての手続きを親のみで行い、最終的に自らでセルフプランを作成し、利用できるサービスに繋がれているのかなど、不安や孤独を感じることも多いと言います。
育児に対するサポート強化のため、医療的ケアの相談可能な人材の育成、確保を含め、計画相談体制を充実を求めました!